内容説明
保育理論を実践に生かすとは、どういうことか。この時代に生まれた子どもたちに、「喜びと希望」に満ちた生き方を保障する保育実践とはいかなるものか。実践現場の豊かな蓄積と、「対話」の思想に深く心揺さぶられながら、保育を語る言葉を誠実に紡ぎつづけてきた著者の、苦悩と発見の過程。
目次
第1章 保育実践と保育理論の間
第2章 「物語」としての保育実践
第3章 生成発展カリキュラムと保育の目標
第4章 対話する保育実践の構造
第5章 ドキュメンテーションの効用
第6章 対話的保育カリキュラムを対話する
終章 私の保育の物語
著者等紹介
加藤繁美[カトウシゲミ]
1954年広島県生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士前期課程修了。現在、山梨大学教育人間科学部教授(幼児教育講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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