内容説明
都内のホテルでフレーバリストと呼ばれる食品香料の研究者が殺された。被害者・向井紅美子の友人である近石朋恵は、第一発見者となり、現場に残された“6333”の数字を目撃する。謎の数字は何を語るのか?さらに紅美子の名前を騙ってホテルを利用していた不審な女の存在が浮かび上がり―。朋恵の要望に応え、捜査に乗り出した宮之原警部は、事件の真相に迫るが…。司法の闇を抉る長篇ミステリー。
著者等紹介
木谷恭介[コタニキョウスケ]
1927年大阪生まれ。浅草の劇団「新風俗」「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。その後、小説クラブ新人賞受賞を契機に作家活動に入る。近年は、宮之原警部を主人公とする旅情ミステリーで好評を博している
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