ちくま新書<br> リンパのふしぎ―未病の仕組みを解き明かす

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ちくま新書
リンパのふしぎ―未病の仕組みを解き明かす

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074201
  • NDC分類 491.329
  • Cコード C0247

出版社内容情報

血管と細胞のすき間を満たし全身をめぐるリンパは、病気を未然に防ぐからだの仕組みに直結している。水分摂取、免疫力、癌治療、…研究の最新情報を豊富に紹介。

内容説明

リンパとは、毛細血管と細胞のあいだに存在するすき間「内部環境」を満たす液体がリンパ管に流れ出したものです。リンパは、毛細血管や細静脈から漏れ出した水分やアルブミン、細胞で生み出された老廃物を運んだり、病気のもとのウイルスや細菌を撃退するなど重要な役割を担っています。本書では、免疫力と腸のリンパとの深い関係など最新の研究成果も含め、「未病」つまり病気を未然に防ぐためのからだの仕組みを医学的根拠に基づいて紹介していきたいと思います。

目次

1 リンパとは何か(リンパから見えてくるからだの仕組み;リンパ研究の歴史)
2 リンパが未病につながる(毎日の水分摂取から病気を予防する;水を飲むことは生命の維持に直結する)
3 尿意からリンパの流れを知る最新研究(むくみとリンパを考える;むくみを学び直そう ほか)
4 リンパと癌治療法の最新研究(癌の正体;リンパの流れと癌 ほか)

著者等紹介

大橋俊夫[オオハシトシオ]
1949年茨城県水戸市生まれ。信州大学医学部医学科卒業。医学博士。英国ベルファストクイーンズ大学講師(生理学)を経て、信州大学医学部教授(器官制御生理学)。信州大学医学部長、全国医学部長病院長会議会長などを歴任。2001年より日本リンパ学会理事長を務め、リンパ学研究の推進に専念。専門は循環生理学、特に微小循環、リンパ循環の生理・薬理並びに病態生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこ

19
コロナ禍において世間で免疫というのがキーワードになりつつあるのでそこに興味を惹かれて読んでみた。リンパについて詳しく分かりやすく解説した内容を期待していたのだが、現在進行中の研究についての話が多く「リンパのふしぎの不思議」といった内容だった。あとがきを読む分には著者は最初から自分の書きたいものを書ききって満足しているようだが、専門的で難解だった。2021/10/17

奈良 楓

14
【良かった】● NHK?でリンパ特集をしていたので興味を持ちました。 ● 2021年8月刊。現時点でもリンパはわかっていないことが多いらしいです。そもそも観察がしにくいらしいです。 ● 専門知識がないと難しい本ですが、水を飲むことが大切なこと、横になって睡眠をとりリンパを流すことが大切なことはなんとなくわかりました。 ●水を飲む大切さは10年前ジムトレーナから聞いていたので、リンパともつながるかもしれない。2024/02/25

K

3
毛細血管と細胞のあいだに存在する「内部環境」を満たす液体がリンパ管に流れ出したもの=リンパのメカニズム、働き、免疫機構を通じて日々の健康維持にどう活かすか、癌転移との関わりや癌治療への役立て方などをわかりやすく解説。水分摂取や十分な睡眠といった、日頃からよく言われることが生態の健全な維持に深く関わっているのだなと思わされました。「からだの働きは遊びがあっても無駄はない」2022/07/10

izumone

2
リンパ学の研究史,研究の最新トピックス,疾病や健康法,著者の個人的研究歴等々,内容が多岐にわたり,何を求めて本書を開く読者を想定して作られた本なのか迷うところ。2021/10/10

メイジトップ

1
リンパの基本事項から最新の研究まで、著者の趣味にやや寄っているのを加味しても充実した内容。実験や観察の方法まで併せて載っていて、ちょっとして推論の訓練にもなる。しかし、周辺知識や高校生物レベルの内容への言及がリンパに関する内容とごちゃ混ぜに挿し込まれているのと、膨大な箇条書きをまとめたせいか因果関係に関する助詞や接続詞があやしい箇所も散見されて非常に読みづらい。基礎知識は注釈やコラムで補完して、情報の取捨選択を吟味して欲しかった。内容への興味は十分にあるのに何となく中断した人も多そう。勿体ない本。2024/11/03

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