内容説明
時代が最も大きく折れ曲がった60年代に登場し、「ぼくの眼は千の黒点に裂けてしまえ」と、鮮血のように熱く孤独な詩的シーンを疾走する詩人・吉増剛造。存在そのもの、行為そのもの、想いそのものが鮮烈な言語の体験となり、日本語のあらゆる要素を駆使することで、無限なる詩的宇宙を組み立てる。さまざまな都市や原野を移動し、ジャンルや境界を越える詩人の代表的な青春詩篇を集め、さらに写真作品やオブジェも紹介する。
目次
朝狂って
帰ろうよ
野良犬
草原へゆこう
渋谷で夜明けまで
リズムの魔に吹かれて
渚にて
狂人走れば不狂人も走る
魔の一千行
疾走詩篇〔ほか〕



