内容説明
奈良国際文化大学の研究生・宇矢伸一郎が、法輪寺の三重塔に「鼠、穴に伏して生き、穴を失いて死す」という、聖徳太子の遺児・山背大兄皇子殺しにまつわる言葉を残して失踪した。これはその直後に始まる「聖徳太子連続殺人事件」の恐るべき幕開けであった…。聖徳太子をめぐる歴史の深い闇と現代の凄惨な事件をつなぐものとは何か!?名探偵弥生原公彦が、難事件に挑む、本格ミステリーの書き下ろし長篇。好評シリーズ第四弾。
著者等紹介
篠田秀幸[シノダヒデユキ]
1958年生まれ。神戸大学法学部卒業後、神戸市役所勤務を経て、現在高校教諭(国語科)。94年『蝶たちの迷宮』でミステリー作家としてデビュー。「新本格派第二次世代」の作家として位置づけられる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
agtk
3
弥生原シリーズ。何度目かの再読。懐かしい。今、聖徳太子に関してはどんな説があるんだろう。そして、弥生原シリーズ再開はあるんだろうか。2023/07/26
もかすけ
2
歴史なのか、伝説なのか、微妙な時代に生きた聖徳太子。いや厩戸皇子。本名がわからないという、ほぼ伝説の人。 で、ミステリーのほうは天才的な探偵にあっさり解決されるといういつものパターン。 2023/03/31
ホームズ
1
う~ん・・・。2006/05/07
二分五厘
0
2002.8.15
pomota
0
歴史を新しい視点で捉え、そこへ現代の殺人事件を絡めてくるという物語に夢中になりました。民俗学や歴史に興味があるので、とても楽しく読むことが出来ました。2010/05/29
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