内容説明
佐伯鷹志は、かつて警視庁警備部警護課に在籍し、SP(セキュリティポリス)として、政治家の警護をしていたエリート警察官だった。いまは一線を退き、北アルプスと立山連峰に狭まれた広大な山岳地帯で遭難者を救出する、山岳警備隊の隊員となって久しい。その佐伯を狙う謎の暗殺集団。彼らは、警察と政界の闇の部分を知りすぎた佐伯を消すために送り込まれた、“掃除屋”と呼ばれる男たちだった。そして幾重にも張りめぐらされた非情の罠。標高二千メートルを超える険峻な山岳地帯を舞台に、過去を背負った男たちの決死のサバイバルが始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オオイ
2
「読まずに死ねるか」で有名な内藤陳さん絶賛と書いてあるが「ホワイトアウト」と比べるとかなり落ちる。2019/08/11
シ也
2
山といえば「マークスの山」ほもちろんだけどやっぱり森村誠一なんだな。確か森村さんの本に「山ってのは一度登るとどんなに危険であろうと離れられない」って書いてあった気がする。だから、今回の佐伯はもちろん山岳隊のメンバーもそうなんだろうなぁ。元SPの佐伯と組織の連中の戦いは後半からで、中盤の山岳隊の活躍にはドキドキした2015/03/02
みやすこ
0
★★★★⭐︎ 登山と警察が好きな方はぜひ2024/03/19