内容説明
問い1、北大総合博物館に収蔵されている標本数は何万点?問い2、世界に一つしかない「タイプ標本」はそのうち何点?植物から恐竜まで、標本が語る知の系譜。
目次
すごい標本100選(陸上植物;菌類;藻類 ほか)
博物学者列伝(宮部金吾;舘脇操;伊藤誠哉 ほか)
道具箱(未来へつなぐ標本固定テープ;多様な「戦略」染めるメルツァー液;細胞を守る吸水紙 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
13
北海道大学の博物館には行ったことはないのですが、標本につられて。歴史の長い大学だけに明治期からの資料や樺太などの海外のものも。動植物や鉱物、化石や考古資料まで多彩です。マチカネワニの標本もあり、マチカネワニといえば阪大のキャラクターだった気がしたので、北海道にもいたのかと思いきや大阪で出土したものでした。早く気楽に博物館にも行きたいです。2020/08/06
おりすと
8
北海道大学総合博物館より、様々な分野の標本100点の紹介と共に、それらの採集史が語られた本。この博物館は実際に見に行った事がありますが、学術界における当館の重要性や、“タイプ標本”という、種の同定におけるメートル原器の様な重要な標本の事など、これを知っていればより興味深く見れたであろう情報が満載でした。種の発見に関する事だけでなく、その標本の保存に関しても長年研究されて来ており、そのお陰で今日も博物館があると考えると感慨が湧いてきました。また見に行きたくなりますね。2025/09/20
takao
2
ふむ2022/07/04
SNOOPY
2
かなりマニアックな本です。 興味のある人は、博物館に行って、説明を受けている感じなので、勉強になると思います!2021/08/31
Qfwfq
0
★52020/04/05