目次
1 北方領土問題の歴史(1855~1945年 「固有の領土」か「大戦の結果」か;1950年代~80年代 「四島」「2島」揺れた日本;1990年代 日本生かせなかった好機;2000年代 「冬の時代」 本格交渉遠のく;第2次安倍政権以降 「2島」転換も、埋まらぬ溝)
2 北方領土のいま(領土交渉気をもむ島民―北方領土・色丹島ルポ;全道世論調査2019年2月;ロシア政府系機関島民調査2019年2月)
3 取材の現場から(“綱渡り”の領土交渉;変わりゆくロシア;元島民落胆と焦り;ロシア島民 思い複雑)
4 資料
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
3
難しいー!イチからわかる人にはわかる本。すみませーん!2019/12/04
チバ
1
ロシアってなんかひどい。と思って手にとった本。とても分かりやすく勉強になった。北方領土問題を解決するのは極めて困難と思ってしまった。またこれから先、日本国民にとっては解決してもしなくてもどちらでもいい問題になってしまうのではないかという危機感を覚えた。かつての経済的支援を必要としていたロシアと今は違う。早急な解決の為に妥協するのは良くないがこれ以上長引くことで国民の関心が薄れていくのではないか。領土についての意識は歴史と一緒に語り継がれなければ失われていくものだと思った。2022/01/14
いけちゃん
1
納沙布岬にて、北方領土に対する想いの強さを感じ取り、同時に自分自身の感覚との温度差を感じたため、基本的な内容を把握するべく手に取った。非常にコンパクトな文章量でありながら交渉の経緯がよくまとまっており、大変勉強になった。2021/11/24
ryotarocheak
1
2島+αではなく、あくまでも4島一括返還(本来ならば全千島列島の返還)を求めて交渉に当たるべきだと考える。 しかしながら、経済的にも大国意識を強めるロシアの変化にも注視が必要である。2021/11/20
ひじき
0
断片的だった知識が一直線につながるようにわかる。2019/07/06