内容説明
アイヌ民族の権利回復運動に取り組んでいた宇梶静江さんの長男で、俳優・劇作家の宇梶剛士さんほか25人以上が登場し民族の思いを語る、北海道新聞の連載企画「こころ揺らす」。アイヌの血を受け継ぐ人々の“今”に、記者とカメラマンが迫ります。
目次
第1部 自らの「アイヌ」と出会う
第2部 自分らしくアイヌを伝える
第3部 アイヌ新法を見つめる
第4部 差別のいまを考える
第5部 シサム(隣人)として生きる
第6部 アイヌと観光の未来を描く
第7部 首都圏でアイヌとして生きる
第8部 先住民族マオリと出会う
第9部 アイヌと社会の未来を語る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki
2
文京区立図書館 全く知らなかったこと、薄ボンヤリと多分こんなじゃないのかなだったこと、やはりそうだったのかと確信できたこと。アイヌ民族やアイヌ語やアイヌ文化やアイヌの歴史やアイヌ語民族とは何者なのか・・・キチンとまではいかなくとも整理する気持ちを持つことで、僕自身の生き様の糧とさせていただく。そんな思いです。チャネルを本だけに限定することなく、何といっても第一は直接顔を突き合わせることから始まると思うので、そのとっかかりを探します。幸いなことに首都圏にはアイヌをルーツの方が大勢おられるようです。2024/03/31