内容説明
北国の森で少女が出会ったシマフクロウのちび。ふたりだけの旅が今はじまります。
著者等紹介
土屋慶花[ツチヤケイカ]
1994年生まれ、小樽市出身。札幌市立大学デザイン学部デザイン学科(上遠野敏ゼミ)在学中からグループで絵画の個展を開くなど、さまざまな表現活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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spatz
19
シマフクロウのちび、おかあさんがわりの獣医の渡辺さん、に連れられて、なんどか会ったことがあります。ふわふわの羽根にさわらせてもらったことも。先天性の病気を持っているため、自然にかえすことができず、あえて人とともに暮らし、親善大使としてさまざな活動の場をもつ鳥。釧路空港の近くにある野生動物保護センターにいるはず。おかあさんがわりの獣医師の渡辺有希子さんと、ちびがいっしょにいる姿には、ちょっと近寄りがたいようなやさしくつよいつながりが感じられました。2017/04/13
どあら
15
図書館で借りて読了。シマフクロウが思ったよりも大きいのにはビックリでした。保護されているちびには長生きして欲しいです!2018/02/22
chatnoir
11
銀行で。体の片側の成長が遅かったり、頭をぐるっと下に回す発作をおこすちびは野生では生きていけない保護されたシマフクロウ。でも、少女は夢の中でちびと冒険してメッセージを受け取ります。人間の都合で野生動物がすみにくい土地にしてはいけないよね...。ちびは実在のフクロウで、後ろの方に写真あり...絵よりもカワイイです。2016/12/21
Miyako
9
ANAの機内図書。北海道からの便のせいか、北海道関係の絵本が多めでした。最初はのんたんを選んだのですが、私がこちらを勧めてしまいました(笑)自然を、環境を大切にしようというメッセージが込められています。息子の感想は「シマフクロウの小さい冒険かと思ったけど、名前だったので違った」でしま。2019/04/30
みなかすみ@道北民
5
ちびは実在のふくろうなのですね。夢を通じて少女が感じたことを、私たちも考えていかなければならないと思います。2017/02/02