内容説明
我々はどのようにして地震と向き合い、身を守るのか―。イラストやグラフ、写真を多用し、過去に北海道を襲った地震と津波を中心に日本、世界の事例や発生のメカニズム、防災対策、道内の活断層やハザードマップなどについて紹介する。12人の北海道の地震・津波研究の第一人者たちによる執筆。
目次
第1章 過去の地震・津波と発生メカニズム(北海道の地震被害;日本の地震被害 ほか)
第2章 海溝型地震と津波(1952年十勝沖地震;1963年択捉島沖地震 ほか)
第3章 活断層と内陸地震、火山の地震(活断層の調査;北海道の活断層 ほか)
第4章 地震の揺れと被害(阪神・淡路大震災と強震動;地震動の強さ ほか)
第5章 防災の取り組み(過去の被害に学ぶ;道の防災研究の歴史 ほか)
より地震を知るために(地震を視る―地震記象;震源の決定―震源データのカタログ ほか)