内容説明
北海道にはかつて縦横無尽に鉄道網が敷かれていた。北海道内の鉄道廃線跡を徹底取材した永久保存版。廃線、廃駅など、失われた鉄道の痕跡を辿り、廃線跡の現状、路線の歴史や廃線に至る経緯をカラー写真と詳しい解説で紹介。
目次
岩内線
根北線と未成区間
芦別線(未成線)
函館本線上砂川支線
万字線
幌内線
相生線
戸井線(未成線)
手宮線
標津線〔ほか〕
著者等紹介
本久公洋[モトヒサコウヨウ]
1950年生まれ、高知県出身。一級建築士。管理建築士。東京の建築設計事務所を経て、札幌市南区に移り住む。(株)M・A設計工房主宰、後志建設工業(株)代表取締役社長。(社)北海道建築士事務所協会札幌支部理事、同技術委員会副委員長、小樽建設協会会員。最近では建築設計や建築デザイン、取締役の仕事のかたわら緊急災害時のボランティア活動も視野に入れ、日本建築防災協会震災建築物災害度区分判定・復旧技術者、北海道震災建築物応急危険度判定士などの資格を持ち、(社)北海道建築士事務所協会札幌支部で建築相談員活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ピオリーヌ
4
表題通り、北海道の廃線跡を探索。国鉄だけでなく、私鉄も多くをカバー。写真も豊富で圧巻のボリューム。平成14年・20年の取材だが、現在は更に遺構が少なくなっていると考えると哀しい。400ページ余りの大著。2020/04/19
Teo
1
こう言うのを読むと、何故当時私も写真を撮って残さなかったのだろうかと悔やまれる。定山渓鉄道にも夕張鉄道にも三菱大夕張鉄道にも乗った。恵比島ではいつも留萌鉄道の気動車が停まっているのを見かけた。釧路では太平洋炭坑のナローゲージが沢山走っていて臨港鉄道に石炭を運んでいたのを毎日見ていた。当時自分のカメラを持っていなかったしフィルムも結構な値段だったので仕方ないとも言えるが、それにしても悔やまれる。2013/05/02
こひゃくあ@Facebook
1
強者どもが夢の跡、みたいな感じがするんですよね、廃線や廃墟って。北海道の道路を走っていると、意外と身近にあるのがわかります。でも買うのにはちょっと勇気入りましたw値段的に。2012/06/04
Penguin
0
【図】2017/05/18
すいか
0
丁寧な取材で廃線跡を辿ることをできます。写真もたくさんあっていいですね。2014/05/05