内容説明
日本登山史も視野に「北の登山文化」を語る。北海道の登山が、日本の中でどのように展開してきたのか。
目次
第1章 近代登山史以前の山(山岳崇拝の出現;信仰登山の発達;諸藩の国境警備と山林巡視 ほか)
第2章 近代登山史1―黎明期から一般社会人への普及期(近代登山受け入れの素地;近代登山の草創期と日本山岳会の創立;北海道における近代登山の草創期 ほか)
第3章 近代登山史2―戦後から現代までの変遷(戦中・戦後における山岳団体の動向;ヒマラヤ・ヨーロッパアルプスへの挑戦;藤木九三のRCCから第二次RCCへ ほか)
北海道の登山史年表―日本登山史上の記録も含む
著者等紹介
安田治[ヤスダオサム]
1945年、札幌市生まれ。1969年、札幌勤労者山岳会に入会し、北海道の山岳を中心に登山活動を行う。主な登山として厳冬期の大雪十勝山系縦走など。現在はクライミングを中心に登山活動を楽しんでいる。日本勤労者山岳連盟副会長、北海道勤労者山岳連盟会長、札幌中央勤労者山岳会会員、NPO法人北海道雪崩研究会理事・講師、日本登山文化学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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