内容説明
札幌創成期を背景に、岩手・水沢移住者の苦闘と、著者の父祖三代の家族史を重ね合わせて描く平岸村物語。著者82歳にして「北方文芸 別冊」に連載を開始、3年がかりで本篇を完成させた。時を操り往還自在、村の生い立ち、林檎栽培の盛衰を、家族の日常と消長に巧みに溶かし込んだ力作。
著者等紹介
澤田誠一[サワダセイイチ]
1920年札幌生まれ。1968年に「斧と楡のひつぎ」で北海道新聞文学賞受賞、直木賞候補。「北方文芸別冊」発行人、日本文芸家協会会員、(財)北海道文学館名誉理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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