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2020年 農業が輝く

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894532847
  • NDC分類 612.11
  • Cコード C1061

内容説明

負けるな北海道!「そうま博士」の叱咤激励。豊富なデータ、実例分析から導かれる基幹産業の明るい展望。未来へのシナリオを示す1冊。

目次

第1章 はじめに―2020年、農業と環境の時代がやって来る(2020年、ホラ話でなく、農業が輝く)
第2章 地獄の現状と地獄からの脱出の道―産業としての農業の持続的発展を目指して、農業を変え、地域を変革する(北海道農業の地獄の現状と天国への道筋;地獄から天国への階段―過去からの決別 意識構造の変革をどう進めるか)
第3章 天国への階段を上る人々・地域(農業を核とした新しい地域づくり)
第4章 豊かな地域社会としての農村の持続的発展のために―地域を、農村を変えるための第一歩(勇気をもって現実を直視しよう―構造改革への挑戦;新しい道―農業・農村の多面的機能の活用による地域再生)
第5章 農的生き方こそ21世紀の生き方(どこかで間違った日本の選択;豊かな農村、それを支える豊かな地域文化と人)

著者等紹介

相馬暁[ソウマサトル]
1941年大阪府出身。北海道大学農学部卒。同大大学院修士課程修了後、北海道立農業試験場勤務。道立中央農業試験場企画情報室長、同上川農業試験場長、同中央農業試験場長などを務め退職。2000年から拓殖大学北海道短期大学(深川市)環境農学科長・教授。農学博士。「地球に優しい、人に優しい、作物・家畜に優しい」クリーン農業を提唱。消費者、生産者双方に向けた視点で全国各地を講演し、ユーモアあふれる分かりやすい話術で、農業の大切さ、課題を解説している。テレビ、ラジオ出演にも積極的に取り組み、主婦層の人気も高い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sisekick

2
世界的な食糧難の時代が来る中で、農業は輝く産業であると実感しました。 現在の全農・農協体制、制度の限界とそれを打ち破るための方法まで示唆しており、とても興味深い一冊でした。 循環型農業とか、これからは精米した「米」を売るのではなく、各用途に合わせてブレンドした「ご飯」として売る事で付加価値を深める、など面白いアイデアがあった。 戦後の農地解放政策から3世代~4世代目に当たる世襲農家や、新規就農者にとっても、今後の農業の地位を高めていくために、方向転換をするべき時が来ていることを感じました。2012/11/09

ふさたろう

1
大学生の頃、人間はぶよぶよの水の固まりで、人口が増えるたび、地球上の水がどんどん人間に姿を変え、砂漠化が進んでいくというような意識にとらわれたことがあった。「人間は形を変えた水を口にしている」の文章を読んだとき、わたしの他にこんなことを考える人がいたんだと驚いた。農協や行政の組織が硬直化して、実態から目をそらし続けているというくだりには納得が行くが、米よりも炊いたご飯を買う時代が来るというくだりにはう〜んと複雑な気持。環境と経済。どの辺りで折合いを付けるべきなのだろうか。2010/08/02

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