内容説明
平成十三年末現在、北海道にある市町村の数は全部で二百十二、その内訳は三十四市、百五十四町、二十四村である。著者は、転勤族として一年の札幌暮らしの間に、これらの市町村のすべてを回り、それぞれの町で、俳句とエッセイをものにした。本書はそれら俳句やエッセイをまとめたものである。
目次
春意―春(札幌市;旭川市 ほか)
虹梁―夏(恵庭市;新篠津村 ほか)
朱夏―夏(共和町;泊村 ほか)
高秋―秋(江別市;浦臼町 ほか)玄帝―冬(北村;夕張市 ほか)
光風―春(七飯町;函館市 ほか)
著者等紹介
福永法弘[フクナガノリヒロ]
昭和30年、山口県美川町生まれ。京都大学法学部卒。日本政策投資銀行勤務(前・北海道支店次長)。俳句結社「天為」(有馬朗人主宰)同人。俳人協会会員。平成12年、小説『白頭山から来た手紙』で第3回四谷ラウンド文学賞受賞、出版
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