無策!―あと一年で国債は紙クズになる

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894519237
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C0033

内容説明

国債暴落の危険信号は金利14パーセント。税制と年金は超党派でやれ。激論、年金・ゆうちょ銀行、農協、信組、信金、地銀、メガバンク破綻、ハイパーインフレetc…。

目次

第1章 無知な政治家どもよ、この現実を知れ(日本の厳しい国家予算の現状;国民を騙すために作った借換債 ほか)
第2章 二〇一一年度予算ができるのか(二〇一〇年度予算から逃げた藤井財務大臣;予算案の編成作業に着手しない財務省 ほか)
第3章 国債暴落までのカウントダウン(国債を大量に抱えた地方銀行が危ない;なぜ日本国債のマーケットが海外にないのか ほか)
第4章 ドルと米国の時代の終焉?(ギリシャ危機が引き金でユーロは崩壊する;財政安定成長協定違反でも処罰されない ほか)
第5章 こうすれば日本国は立ち直る(理想主義者の鳩山前首相と現実主義者の菅首相;菅首相の消費税発言で長期金利が低下 ほか)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞

森木亮[モリキアキラ]
経済工学研究所所長兼理事長。財政史家・経済評論家。日韓協力委員会を二代続けて理事。1935年東京生まれ。1958年早稲田大学卒業後、三菱信託銀行に入行。調査役として、三菱総合研究所、牧野昇博士プロジェクトに参加と同時に、経済史家・高橋亀吉博士に師事。1978年、同行を退職し、経済評論家として独立。『言論人』第4代主幹として消費税導入を巡り、政府税制調査会長と大論争を行う。一貫して日本の国家財政に警告を発し、金融・経済の近未来予測を的中させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yggdrasill

1
国債が紙クズになれば、財政、郵政、年金も破産するという一蓮托生の関係にある、もちろん債権者から債務者への再分配が起こるだけではなく、世界経済においての日本経済の位置が危うくなるというのも危惧しなければならないだろう。長谷川氏は2011年度、森木氏は2013年度までに破綻するという少し過激な予測を立てている。PBの黒字化には消費税を約25%に上げることが必要となる。2010/10/29

jack

0
もう、慶太郞の時代じゃないな。評論家として経済を語るには、もうすこし勉強してほしい。☆0.1

Masayoshi Hirai

0
タイトルは少し煽り過ぎだろう。理解できる内容もあったが、大味すぎて説得力にかける気もした。新自由主義的、IMF的な政策が不況時に有効なのかは議論のあるところだろう。2012/12/22

T坊主

0
読んでいると背筋が寒くなる内容。無策の政治家、高級官僚又それらを取りまく利権集団。日本は間違いなく戦後の総決算を迫られるのだろうか。救国の志士よいでよ。一番困るのは一般庶民。それも低所得の人々。次元の低いところで政争をしているのではなく、もっと国政は大きな次元で争ってほしいものだ。2011/09/08

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