内容説明
超一流メンタルトレーニング専門ドクターが説く、「あるがまま」で、心を整える習慣術。
目次
序章 なぜ「ポジティブ思考」の人は、伸び悩むのか?
第1章 自分にウソをつくから、パフォーマンスが下がる
第2章 折れない心をつくる禅脳思考
第3章 「緊張」「不安」「憂鬱」を切り替える方法
第4章 仕事で最大のパフォーマンスを発揮する法
第5章 人間関係を好転させる生き方
第6章 人生を豊かに生きる心のあり方
著者等紹介
辻秀一[ツジシュウイチ]
スポーツドクター。株式会社エミネクロス代表。1961年生まれ。慶應義塾大学病院内科、同スポーツ医学研究センターを経て独立。応用スポーツ心理学とフロー理論を基にしたメンタル・トレーニングによるパフォーマンス向上が専門。セミナー・講演活動は年間200回以上。年に数回の「人間力ワークショップ」は経営者、アスリート、音楽家、主婦、OL、教員など、日本はもとより、海外からの参加者もいるほど人気を博している。フローマインド・マネージメント協会の代表として資格制度を2014年秋より開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
19
ポジティブ思考がアクセルだとしたら、ネガティブ思考はブレーキ。そして禅脳思考は、心をニュートラルに戻すための思考かなと、勝手に解釈した。(辻さんは、人間を車に例える説明はしていないので、違うのかもしれない。)ネガティブ思考だけではなくポジティブ思考もストレスの素になるのは腑に落ちた。人間と動物の違いは認知脳があるかないかだとすれば、禅脳思考はギアチェンジを上手く切り替えるためにも、必要不可欠なのではと思った。人間に認知脳が搭載されているものであるなら、禅脳も搭載されていなければおかしいのでは…、と。2019/01/20
ユズル
15
なぜポジティブ思考になろうなろうと思っても出来ないのか、難しいのか、かなり納得した。ポジティブ思考はエネルギーがいる!まさに! 私が普段から『淡々と』と自分に言い聞かせてるのも本来は違うみたいだけど、禅的思考、訓練あるのみですね。出来ても続かないから。ほんと訓練必要。ポジティブ思考に疲れた方にお勧めです…(^^;)))2018/09/11
さっちも
13
マインドフルネスについての雑考といった感じ。草薙龍瞬の反応しない練習と考え方が似ている。見たこと、聞いたこと、閃いてしまうことに感情が振り回されてしまい集中できない自分をコントロールする術を解説している。自分が本来やるべきことに集中して取り組むにはマインドフルネスやなという気がしてボチボチ再開している。福井のブックオフで買ったが、さすが曹洞宗のお膝元だけあって読みたいマインドフルネス本が多く安くあった。我が京都花園のブックオフにも臨済宗系の禅本が多いけど、何か違う地方色がある。どうでもいいし本と関係ないが2022/11/18
hundredpink
12
心に響いた一行 1日もあなたの作品2014/11/03
生活相談屋
6
ポジティブ思考ってどこか嘘があるなあといつも思っていた。なんか無理矢理感があるというか。自分はポジティブ思考だから、という人も何となく無理してるんじゃないかと思っていた。小芝居ぶりが垣間見えるというか。この禅脳思考はまさに、僕の長年のポジティブ思考への疑念を代弁してくれている。あるがままを見つめること。本当に強い人間はポジティブ思考なんかしてないんだなということがよくわかった。2016/04/09
-
- 洋書
- NTM