これだけは知っておきたい「会計」の基本と常識

乾 隆一【著】

フォレスト出版（2007/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 173p／高さ 19cm
• 商品コード 9784894512856
• NDC分類 336.9
• Cコード C0034

内容説明

社会人として最低限知っておきたい「会社のしくみ」がわかる。ビジネスに役立つ「会計の基本」をやさしく解説。財務会計を学んだら決算書で会社がわかる。管理会計を学んだら経営分析で会社がわかる。

目次

第１章　「会計って何？」でもその前に…（今さら聞けない！株式会社のしくみとは？―株式会社を始めるにはお金を集める必要があるよ；株主にはメリットとデメリットがある―株主の儲けと損を知ろう！　ほか）
第２章　財務会計を知る〓（ニアリーイコール）決算書を知る（会社の活動実績を報告する―財務諸表には４つある；貸借対照表とは？―貸借対照表で会社の財政状態を把握できる　ほか）
第３章　知っていると得をする！？ホント？？…管理会計（管理会計の役割とは？―経営者に一番必要な会計。それが管理会計；業績管理に管理会計を役立てる―経営者の意思決定と対策。そして、そのサポート　ほか）
第４章　決算書から会社が理解る！？―経営分析（経営分析とは？―身近な会社の実情を知ろう！；自己資本比率を確認してみる―資産をたくさん持っている会社が凄いとは限らない　ほか）

著者等紹介

乾隆一［イヌイリュウイチ］
公認会計士。乾公認会計士事務所所長。１９７５年東京都目黒区生まれ。慶應義塾大学卒業後、大手監査法人勤務。その後、慶應義塾大学大学院修士課程修了。現在は、ＴＡＣ（株）公認会計士講座にて簿記、財務諸表論を教えると共に、米国公認会計士講座にてＡｕｄｉｔ（監査論）を教えている。日本公認会計士協会東京実務補習所運営委員。日本管理会計学会会員。日本経営ディスクロージャー研究学会会員。財務会計基準機構個人会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[えみ]

いくら分かり易い文章で書かれていても「覚えなければならない」の意識の下で勉強するには1頁にびっしりと文字が書き込まれているものを読むのはかなり苦手…。その点この会計本は左頁に説明文、右頁にその説明を図解、これ以上ないのでは？と思えるくらい親切丁寧に書かれていた。正直知識を増やすための本だったとしても1から10まで覚えることはできない。だったら何を優先するか…すぐに書いてある場所を引っ張りだせる内容を探しやすい本！私はいつもそれを心掛けている。忘れても読めば書いてある！直ぐ引っ張り出せる！が実現できる一冊。

2022/04/17

[生肉]

こういうのに関してはクソ素人ですが、かなりわかりやすかったと思います。簿記の本を開いて次の瞬間には閉じていた私でも理解できました。

2013/08/02

[kyhitsuji]

職場で「簿記の借方貸方って何？」を教える時に言葉に詰まった(笑)のと自分自身の復習とために購入。簿記を習う前に会計の概要を理解するために読む本です。2時間半くらいで読めるかと思います。きちんとここから習いたかった感じです(泣)私が習った先生が悪かったのか、PCが普及していない時期に習ったせいなのかとにかく電卓をどれくらい早く叩けるかみたいな授業が多かったです。

2012/11/17

[カラクリ]

会計に関する本を初めて読みました。 ド素人の僕からすると、企業会計の5つの要素や財務会計・管理会計などの単語が知れただけでも十分な収穫です。 内容は(おそらく)そこまで専門的ではないので、入門書として非常におすすめです！

2016/06/26