小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営７つの成功戦略

竹田 陽一/栢野 克己【著】

フォレスト出版（2002/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 265p／高さ 20cm
• 商品コード 9784894511385
• NDC分類 336
• Cコード C0034

内容説明

格安チケットの「Ｈ．Ｉ．Ｓ．」、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、コーヒーショップ「タリーズ」をはじめ５０００社以上がランチェスター経営を導入して大成功！これから独立起業する人、独立して間もない経営者の方々へあなたには、あなたなりの儲け方がある。

目次

プロローグ　社長にはだれでもなれるけど…
１　小さな会社が成功するために―弱者の基本戦略
２　成功する天職・ビジネスの選び方―弱者の商品戦略
３　成功する事業エリアの選び方―弱者のエリア戦略
４　成功する客層の選び方―弱者の客層戦略
５　成功するお客探し―弱者の営業戦略
６　成功するお客の育て方―弱者の顧客戦略
７　成功するためには長時間労働が不可欠―弱者の時間戦略

著者等紹介

竹田陽一［タケダヨウイチ］
中小企業コンサルタント。ランチェスター経営代表。福岡県生まれ。福岡大学卒業後、建材メーカーで経理と営業を経験後、２８歳のとき企業調査会社東京商工リサーチに転職。３４歳のときセミナーに参加してランチェスターの法則と出会う。４５歳のとき脱サラしてランチェスター経営（１９８３年）を創業。以後全国を講演で回り４０００回になる。また、中小企業家向けの経営戦略テープ１５０巻、ビデオ１００巻を制作・販売している

栢野克己［カヤノカツミ］
零細企業コンサルタント。インタークロス／九州アドベンチャー大学・代表。福岡県生まれ。立命館大学卒業後、ヤマハ発動機、リクルート、ＩＢＭリース、アド通信社などを経て、１９９５年にインタークロスを設立。中小零細企業を専門に販促企画や成功事例の取材・研究・講演を行い、多くの中小零細企業や起業家を応援している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かず]

★★Audible。長時間労働推奨作品。わたし自身、長時間労働しがち。本書の内容である「人より努力して時間をかけろ」は事実としては正しいだろうが、感激はなかった。

2017/11/24

[デビっちん]

再読。本書は中小企業の経営指南書ですが、僕がベースとしている読書法の考え方と共通点が多いなと最近ふと気づきました。ということは、僕が実践している読者法は弱者のための読み方なんですね。確かに業者である天才だったら一度読めばすべて頭に入るのかもしれません。しかし、僕を含めて世の多くは弱者です。だったら、範囲を絞って何度も回転させる方が成功確率が高まります。ランチェスター戦略を考えると、弱者局地戦で戦うことで勝機を見いだすのが吉なんですから。＋あれもこれもと手を広げすぎていないだろうか？

2017/07/27

[くろいち]

小さい会社が生き残るための方法が書いてある◎会社は粗利益で生きている。粗利益はお客からしか生まれない。よって経営の目的はお客づくりである。経営を安定させるためには、お客を多くし市場占有率を高めることだ。それには「なにか」で１位になることを目指すのが早道だ●自分は何で１位になれるのか？を考え中◎色々な企業事例も載っているので参考になる◆起業して経営することを前提で読むと、とても参考になる。時代遅れになっている部分があるので今度は新版を読みたい

2016/08/23

[カスロック]

大昔に読んだ本をオーディブルで再読。何となく今やろうとしてる事業に良いかな？と思って。ただオーディブルだとこのようなマニュアル本はメモでもしながら聞かないとキツイ。ランチェスター戦略（弱者の戦略）はノウハウとしては面白いけど今となっては皆やってる事だな的な事は思った。んでもいくつかは参考に。オーディブル版だけかもしれないですがあとがきで筆者のこの20年の独白がありその仕事の浮き沈みで躁鬱になって病気の妻とかに逃げられて泣きごとを言うサイコパスっぷりがヤバくて面白かった。★★★☆☆

2025/03/06

[kubottar]

好かれる名刺のサンプルはちょっとやりすぎじゃないの！？と思いましたが、あれだけインパクトがあると貰った人は、名刺入れの一番上に置きそうですね。そしてこの本、売れているだけあって構成が上手い。最後の章で、成功者達が絶対にやっていることを教えてくれますが、これでしめるのは本当にうまい、理論や実践例を並べ最後でガツンと現実でぶん殴られたような気分になりました。

2012/05/15