内容説明
生き残りをかけたキャッシュフロー経営の極意。たった4つの指標であなたの会社のカネ回りがみるみるうちに良くなる。
目次
序章 戦後日本型経営の崩壊
第1章 アングロサクソン型経営は日本のモデルではない
第2章 キャッシュフロー重視の経営へ
第3章 売掛け債権の回転を良くする―東邦薬品を例として
第4章 在庫の圧縮に努める―イトーヨーカ堂を例として
第5章 減価償却によって設備投資をコントロールする―ロームを例として
第6章 不動産在庫を整理する―ナショナル住宅を例として
第7章 新たな日本型経営へ向けて
補章 次代の日本を支える5つの基幹産業
著者等紹介
大竹慎一[オオタケシンイチ]
ファンドマネジャー。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、ドイツ・ケルン大学、イギリスLSEに留学。三井銀行金融経済研究所研究員、野村総合研究所、ロンドンのチェース・インヴェスターズ、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを経て独立。トップクラスのファンドマネジャーとして活躍し、現在世界の機関投資のグローバル株部門でトップクォーター・パフォーマンスを続けている。主な著書に『平成デフレ時代 生き残る企業の条件』『ウォール街の常識 兜町の非常識』(ダイヤモンド社)、『第三の金融大変流』(かんき出版)、『ジパン戦記シリーズ』『元の面子と市場の意思』『あなたが株で勝つための株式投資100の答え』(フォレスト出版)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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baboocon
8
ファンドマネジャーとして日本企業を分析してきた著者による、80年代〜90年代前半の土地の含み益に頼る企業が多い中にあってキャッシュフロー重視の経営を行っていた数少ない企業のケーススタディ。売掛債権・買掛債務、在庫、減価償却と設備投資、不動産在庫の4点に絞って対象企業がキャッシュフローを改善する為にどのような努力をしているかを解説している。初版は94年、増補版の本書は01年と古いが、内容は今でも十分通用する。戦後の日本型経営でもアングロサクソン型でもない、新しい日本型経営を育てていこうという著者の言葉に共感2011/01/30
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