フィッシャーの『超』成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために

フィッシャー，フィリップ・Ａ．【著】〈Ｆｉｓｈｅｒ，Ｐｈｉｌｉｐ Ａ．〉/荒井 拓也【監修】/高田 有現/武田 浩美【訳】

フォレスト出版（2000/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 333p／高さ 20cm
• 商品コード 9784894511026
• NDC分類 338.155
• Cコード C0033

内容説明

本書は著者が思うところの「最高の投資手法を伝授」するものであります。「本書の目的は投資法をすべて列挙」するものではありません。本書の目的は、「最小のリスクで資産を最大化」することを目的とする「最高の方法」を示すこと、であります。「『超』成長株を買え」という言葉を自らの投資によって証明した著者の、それを可能にした「最高の投資手法」のすべてが書かれているのが本書です。

目次

１　いま、そこにある投資チャンス―幸運とセンスがものを言う
２　投資家よ、外に出よ
３　最高の株を選び出すための１５のポイント
４　何を買うべきか―『超』成長株を買え！
５　いつ買うべきか―もっとも危険に見える安全な道
６　いつ売るべきか―その株に売り時はあるのか？
７　配当の正しい考え方―もしくは無視してしまえ
８　賢い投資家になるための５ｄｏｎ’ｔ
９　さらに賢くなるための５ｄｏｎ’ｔ
１０　徹底的に絞り込む―わたしの経験
１１　株式投資の要諦

著者等紹介

フィッシャー，フィリップ・Ａ．［Ｆｉｓｈｅｒ，Ｐｈｉｌｉｐ　Ａ．］
スタンフォード大学大学院ビジネススクールを卒業後、１９２８年実業界へ。証券アナリストとして活動中に、１９２９年の大暴落を経験し、１９３１年に投資顧問会社フィッシャー＆Ｃｏ．を設立する。第２次大戦中は、陸軍空軍部で事務の軍務に就く。空き時間を利用し、独自の投資原理を探求し、戦後は編み出した投資原理を厳密に適用するために、顧客を最大１２人までとし、大成功を収める。１９５８年、自らの成功法則を小口個人投資家向けに書き下ろした本書『ＣＯＭＭＯＮＳＴＯＣＫＳ　ＡＮＤ　ＵＮＣＯＭＭＯＮ　ＰＲＯＦＩＴＳ』を出版。以降、読み継がれている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もりの]

あんまりピンとこなかった。というか私はバフェットを師としているからブレそう。文体も読み辛くて苦手だった。。

2020/07/06

[odaken]

ベンジャミン・グレアムの懸命なる投資家が「バリュー投資」ならばフィリップ・フィッシャーの懸命なる投資家は「グロース投資」となる。本書はフィッシャーの成長株とはなにかについて定義されている。またいつ買えばいいのか、売ればいいのかといったような投資家なら誰もが考える場面についても言及している。本書を読むにあたり最低限ROEやPERなどの意味はおさえておきたい。それとは別に本書は読みづらい。というのも各章の内容が他の章にもたびたび出ており、章ごとの内容としてまとまっていないものが多いである。注意が必要。

2013/04/19

[多分、器用です]

ファンダメンタル投資の基礎で決定版。50年たっても頷ける本。成長株は最先端のことをやっている企業とのこと。これはほんとにそうだと思う。ただ成長株を見つけるための方法は分かったけど、フィシャーのやり方は個人投資家はちょっと厳しい。それを踏まえた上で現代的に考えないといけないかも。

2014/11/11

[Takahito]

文章の途中に挿入されている訳者の注釈がよぶんだった。太文字も。訳者の偏った解釈影響を受けてないか不安…。真っさらな状態で読み進めたかった。

2015/04/08

[WolfUmeGame]

人生を通して参考書となるとこの本を読み終えて思いました。

2019/09/02