内容説明
宇宙論と宗教の接点は何か。人類初・211日間の宇宙日記と米・旧ソ連宇宙飛行士の肉声の先にある21世紀の「こころ」を検証する。重力のない宇宙では上も下もない地上の上下意識は溶けてゆく―科学と宗教の接点をみごとに描き出したこころの未来論。
目次
第1章 「元の理」と宇宙(現代の桃太郎・宇宙飛行士;「生き物」のような宇宙船 ほか)
第2章 ヴァレンティン・レベデフの「宇宙日記」(人類初・二一一日の宇宙日記;ヴァレンティン・レベデフ宇宙飛行士の横顔 ほか)
第3章 「宇宙意識」の誕生と「こころの進化」(「宇宙地獄」と「地球天国」;宇宙の危機は「疑うこころ」 ほか)
第4章 「宇宙時代」の科学と宗教的精神(「からだの声」を聴く宇宙飛行士;発射船内の宇宙飛行士 ほか)