内容説明
戦いに勝利したベイヤーン王国は、ティラ王国との理解を深めるために和平大使を派遣することにします。その護衛隊20人の精鋭の1人に、これといったとりえもない、おっちょこちょいのラゾが選ばれます。しかし、隊長のタローンはラゾの秘めた能力を見抜いていたのでした。そんな中、一行のまわりで次々とある事件が起こります。深まる謎…。犯人は?そしてその目的とは?ラゾの成長と、ミステリアスな展開を軸にした、手に汗握るファンタジー。
著者等紹介
ヘイル,シャノン[ヘイル,シャノン] [Hale,Shannon]
アメリカ出身の作家。2003年“The Goose Girl”でデビュー。つづく“Enna Burning”(2004年)、“River Secrets”(2006年)で、ファンタジー分野での人気を不動のものにした。2005年出版の“Princess Academy”は、2006年のニューベリー賞オナーブックに選出され、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにもランクインを果たす。ヤングアダルト向けの作品だけではなく、大人向けの作品も執筆しており、なかでも2007年発表の恋愛コメディ“Austenland”は映画化され、2013年サンダンス映画祭で初上演された。ソルトレイクシティー近郊で家族と共に暮らしている
中原尚美[ナカハラナオミ]
西南学院大学文学部英文科卒業。バベル翻訳家養成講座英語本科、英米文学翻訳講座修了後、専科インストラクターとして受講者の指導にあたる。その他、翻訳オーディションおよびコンテストの審査やバベル翻訳大学院(USA)修了作品の指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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