内容説明
生前に描かれた唯一の肖像画といわれる謎の絵をめぐり、10人の学者と1人のジャーナリストが、美術史的分析、文学的推論、科学分析、古字体学等、あらゆる角度からその真贋を全力追求した究極の推理小説的レポート。
目次
謎解きの幕開け
われらが崇拝する神
おもなライバルたち
一六〇三年のシェイクスピア
巨匠シェイクスピアの謎を追って
劇作家の死と神話の誕生
サンダーズの系譜をたどる
それらしく見える
科学捜査による新発見
役者の顔か?―サンダーズ・ポートレイトとの関連で〔ほか〕
著者等紹介
片山春美[カタヤマハルミ]
神戸女学院大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。大阪女学院中学校・高等学校勤務。途中で在日米軍板付航空基地勤務。バベル大阪校通学部“出版翻訳”レベル3修了
萩原信恵[ハギワラノブエ]
共立医療秘書専門学校卒業後、医療事務の仕事に従事しつつ、翻訳家を目指し、バベル翻訳家養成講座(通信、通学)などを受講、通信学習にて、日本大学文理学部英文学科を卒業
村松麻由美[ムラマツマユミ]
慶應義塾大学文学部で英文学を専攻。在学中から翻訳に興味を持ち始め、卒業後、一般企業に勤務しながらバベルの通信講座等で翻訳を学ぶ。一〇年ほど前から主婦業の傍ら某NGOの翻訳ボランティアを務めている。2005年秋にバベルの共訳出版コンテストに応募して入賞
吉成淳一[ヨシナリジュンイチ]
東京外国語大学英米学科卒。伊藤忠商事株式会社勤務(北アフリカ・中近東に十四年間駐在)。退職後、バベルユニバーシティ東京校入学。出版翻訳演習講座・英語レベル2修了。レベル3プレースメントテスト合格
長井芳子[ナガイヨシコ]
慶應義塾大学文学部仏文科卒。バベル通信教育課程本科、英米文学科を経て、通学で児童文学、推理小説、日本語表現法の各科目を修了後、バベル講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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