現代短歌最前線 〈下巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894482012
  • NDC分類 911.167
  • Cコード C0092

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

44
#辰巳泰子 #短歌 雨水を溜まるぬかるみ跳びこえてふとも自分は「をみな」とおもふ。てのひらになぞられし意味わからずに繰り返さるる軒先は雨。しんしんと雨のなかなる両の手首つかまれてこの人ともやがて別るる。新聞の月も替はりてオホーツクに没せし一機水底の秋。しぶき散る海を見つればひとりなる旅にしあれどことば恐るる。ひと夏を経て来し傷が飛びこんだプールの水に白く膨らむ。さたしのことどのくらい好き海より好き 問ふ日々もあり幼かりしか。浴槽にうつむき沈む告白の今日のぶざまを洗ひ落とせぬ。2016/06/24

Maki

11
図書館。11人の歌人の代表的な短歌がおさめられていて読みごたえがあった。コラム?がそれぞれ書かれているのも歌人のひととなりがわかるようでおもしろかった。やっぱりダントツに好きなのは穂村さんでした。2018/03/10

はち

5
下巻。すでに最前線というわけではないが(15年前の本なので仕方がない)、今だとある程度評価が定まった歌人の作品が中心。初めて読む歌人の作品も多く、次にどう進むかの指針となる。林さん気になるなぁ。2016/05/06

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