内容説明
日本の武士道の源となる論語。二千年にわたり世界の人々に支持され、いまなお輝きを放つ。撮り下し写真で、見る、読む、感じる論語。
目次
論語の世界
はしがき
読みかた
論語(抜書)
曲阜
三孔
泰山
論語の時代の文化
日本の論語
著者等紹介
次呂久秀樹[ジロクヒデキ]
沖縄県出身。國學院大学卒業。空手指導の傍ら講演活動を行う。和道会空手道四段
高野耕一[タカノコウイチ]
東京都出身。國學院大学卒業。コピーライター、エッセイスト。和道会空手道二段
藤森武[フジモリタケシ]
東京都出身。写真家土門拳に師事。日本写真家協会会員。土門拳記念館理事・学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
54
論語の言葉とともに、論語にゆかりのある中国の風景を写真で紹介。孔子の生まれ故郷、魯国の都の古い町並みと古城。その古都にある孔廟、孔林、孔府の三孔。孔廟は孔子を祀る霊廟。孔林は孔子と一族の墓所。孔府は孔子とその直系一族が暮らした邸宅。孔子が自ら植えた檜や、弟子の子貢が植えた櫂の木。孔子の死後、子貢が喪に服した部屋。歴代皇帝が孔家に贈った儀仗の数々。秦の始皇帝による焚書坑儒の際、書物を隠して守った壁など、論語の世界が今に通ずる歴史として実感できる。2017/02/26
Tadashi_N
14
武士道の根っこにある正しさは、ここから来た。2015/09/19