内容説明
着物の文様についての意味や構図などを、約600点もの写真と共に紹介。
目次
葵
秋草
麻
朝顔
麻の葉
薊
葦
紫陽花
網
菖蒲〔ほか〕
著者等紹介
弓岡勝美[ユミオカカツミ]
フリーのヘアー&メイクアップアーティストとして活動した後、株式会社弓岡オフィスを設立し、TV、CMや雑誌等の媒体を中心として活躍。また着物の着付け・コーディネートを手がけると同時に着物コレクションをはじめ、広告・雑誌業界向けに着物のレンタルを開始し、原宿にアンティーク着物ショップ「壱の蔵」を開く。以後、アンティーク着物ムーブメントの中心として精力的に活動を展開し、百貨店の催事にも参加している。また、古裂を使った押絵やパッチワークなどの細工物の制作、展覧会も行っており、その愛らしい作品にファンも多い
藤井健三[フジイケンゾウ]
京都市立芸術大学卒。1972年より2004年まで京都市染織試験場(現・京都市立産業技術研究所繊維技術センター)に勤務。染職と織物の技術史、文様と色彩を研究し、同試験場の研究部長を務める。現在、財団法人西陣織物顧問、社団法人日本図案化協会意匠顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
46
着物の文様を描く参考に再読。古典文様からグラフィカルな柄ゆきまで、見ているだけで豊かな気持ちになれます。改めて、職人さんたちの匠の技に感服です。2017/02/21
ヒロミ
6
弓岡勝美さんの着物コレクションから文様についてピックアップ。オールカラーで美しく、アンティーク着物の文様を知るのにはうってつけの本。どの柄も見惚れてしまう。いつか着物でお出かけしてみたい。2015/01/30
Mimi Ichinohe
2
なんて素敵な柄たち。見ていると心が和みます。触ってみたいです。弓岡勝美さんという方のコレクションだそうです。子ども用着物の大胆な意匠。「瑞雲」や「三蓋松」のおめでたさ。最近の花というイメージの「花水木」の文様もあるなんて。枝が上にまっすぐ伸びる梅の文様は「槍梅」というんですね。「秋草」「朝顔」「紫陽花」など夏の着物の涼やかさ。ずっと眺めていたくなります。2021/02/21
あ
1
よく見かける模様から、飛行機、牛などあまり見かけないものまで。主に見て楽しむものだけど、解説も勉強になる2013/08/08
-
- 和書
- 本の雑誌 243号