廣済堂文庫
人生の言い訳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331654941
  • NDC分類 159
  • Cコード C0195

内容説明

武士道的な潔さを好む日本人は、とかく言い訳を嫌う。でもこの国民性が日本をうつや自殺大国たらしめているとしたら考えものではないか。ここはひとつ、「人生は言い訳に始まり、言い訳に終わる」「言い訳だけが人生だ!」と言い切る言い訳界の巨匠・高田純次先生に人生の極意を学んでいただきたいと、お願いしたのがこの一冊。“適当男”の異名をもつドクター高田が、“テキトー節”全開で新境地を拓きつつ、ついにはこの「適当男」への言い訳もさせられるハメになった、いわく付きの超問題作。

目次

第1章 人生は言い訳に始まり、言い訳に終わる(朝起きたときから言い訳がはじまる;灰色でなにが悪い? ほか)
第2章 言い訳節考(「きっと幸せにするから」;「お言葉ですが…」 ほか)
第3章 言い訳の心理学(お金を貸すときの言い訳;詐欺師たちに言い訳はない ほか)
第4章 人生と言い訳のバランス論(人生のバランス論;男と女のバランス論 ほか)
第5章 適当男への言い訳(「適当」がわからない;適当にやったら、「適当」にならない!? ほか)

著者等紹介

高田純次[タカダジュンジ]
1947年東京都調布市生まれ。東京デザイナー学院卒業。「自由劇場」の劇団員などを経て、26歳で宝石会社に入社し、サラリーマン生活を経験。30歳で“魔がさして”、柄本明、ベンガルらの劇団「東京乾電池」に入団。85年から始まった「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」に出演し、人気急上昇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅

99
面白かった。心理学の先生が書いたような「心を軽くしましょう」みたいな本より、よっぽど気持ちが楽になる本でした。今年70歳になられたそうですが、本当に150歳まで生きてほしいです(笑)2017/01/24

テツ

38
当然のことかもしれないけれどメディアに露出する「あの」高田純次は意図して被っているペルソナであるということ。本来は平均的な日本人男性よりもずっと真面目で小心な方なんだろうなということが文章の端々から滲む。適当に世の中を泳いでいるように見せるためにはきっと並外れた努力とやり遂げる意志の強さが必要だったんだろう。自分が世間に対して見せるための自分を創り上げることの難しさ。高田純次好きだなあと読了後にしみじみ思いました。2018/03/29

ホークス

37
年をとるほど現在と違う文化風土に長く居るので、日本人のご本尊たる「空気」に合わせ難くなってくる。とは言え一々空気信者と議論する意地は無く、心ならずも空気に加担して生きている。こんな世界に一瞬でも風穴を開けられる者の中に高田純次が居る。もっともらしい「当たり前・常識」をおちょくり、不謹慎狩りされそうな事も軽々と言い放つ。実に愉快痛快だ。軽いように見えて、どこか不穏な気配がある所も面白い。岡本太郎の本が劇薬なら、本書は解毒剤だ。但し「○○ハラ」も満載なので要注意。ファンキーなまま長生きして欲しい。2018/06/17

ラルル

30
テレビで見る印象より小心で些細な事を結構気にしてしてるんだなとちょっと意外でした。あとは…奥さん大変だよなぁと(^^;) 独身なら自分の行動の責任は全部自分だけど、家族を持ったらそうじゃないからね。その辺は考えて行動しないと。2017/11/26

サラダボウル

18
なにやら色々心が疲れたので、ふらふらと高田純次さんへ。あははと笑って読む、それもいい読書。3番手のポジションとか、「振られるのがプレイボーイ」とか、根が真面目なのが分かるから安心して読める。久しぶりに会った女の子には「少し痩せたんじゃない?」と言う。お世辞ってわかっていても、女性は嬉しいんだよなー、場も和むなー!と笑う。2025/04/20

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