内容説明
異国文化を感じる世界各国の家を170種類以上紹介。
著者等紹介
シュミッド,ベルンハルト・M.[シュミッド,ベルンハルトM.][Schmid,Bernhard M.]
1955年ドイツ・ウェブリンゲン生まれ。1982年シュトットガルト大学物理学部卒業。1979年よりフリーランス・フォトグラファーとして雑誌、出版社の仕事をする。1987年より日本在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
177
一面の花畑に満たされている、大草原に囲まれている。ポツンと一軒家、世界にはそんな家がたくさんある。人間が生きるため、願うため、集うために建てられた、世界中の家々。そこには文化的な装飾や気候に順応した建築がある。レンガや土で造られた壁には、人々の思いが詰まっている。自然と織り成す茅葺きは、懐かしさとともに自然への慈しみを感じる。おはようからおやすみまで、愛と情は膨らんでいく。目覚めれば花壇を愛で、青空に喜ぶ。今日もこのドアが開けば一日が始まっていく。なだらかな丘の上、湖の畔でみんなのことを守ってくれている。2024/01/12
mai
36
写真集。丘の上に建つ野花に囲まれたレンガ作りの家。すてきでした。これどうやって建てたんだろう。というような、断崖絶壁に建つ家も気になりました。楽しく読ませていただきました。2017/09/05
ホークス
33
2006年刊。小さな写真集シリーズの中でも本書は好きだ。それぞれの家に施された装飾、意匠、遊びを見つける楽しさ。様々な生活の工夫、大胆な配色、奇抜なフォルムに見入ってしまう。日本以外にも植物で葺いた屋根が色々あった。形は違えど、生活と自然の近さが共通して感じられる。同じデザインの家が密集しているのも素敵だけど、草原や海岸など「雄大な景色にポツンと佇む家」には厳粛な力がある。家は価値あるもの、愛着を持つ対象で、言わば住人の写し身。表現や遊びにも真剣味がある。2025/09/04
ごへいもち
29
過去に読んだミステリやドラマの舞台はこんなかな、と思ったり。楽しかったが、地名は後にまとめて掲載されているのが不便。新版も一緒に見ているのだけれど、そちらは各ページに地名が記載されているのが改良型か2013/12/17
noby
21
バラしてポスターにしました。住みたい家、住みたくない家、台紙に貼って2枚作りました。2017/07/19