内容説明
生命や環境に本当に良いものかどうかは歳月が証明します。いい加減なものは歴史の中で淘汰されます。そうであれば、長い歳月の中で伝承され、育まれてきたものはそれだけ本物に近い事になります。しかし現実はその文化がここ20~30年の間に一気に消えようとしています。本書は、長い歳月の中で築かれてきた衣食住の文化を少しでも掘り起こし記録して、これからの暮らしに活かしていきたいとの思いで、実測と聞き取りを基本にまとめたものです。
目次
足袋路―全国篇
足袋路―東京篇
環境考源楽
谷中の長屋
復暮源
伝暮承―小舞土壁
匠技
暮野木
民暮具
著者等紹介
金田正夫[カネダマサオ]
建築家、日本民俗建築学会所属。東京・代官山にて建築設計事務所「無垢里」と昭和30年代の民家を改造したギャラリー無垢里を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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