内容説明
中世ヨーロッパの石畳が残る旧市街の路地裏、色とりどりの家の壁がかわいい南米の路地裏、白い壁が光に反射するアンダルシア地方の白い村、夕暮れ時のノスタルジックなアジアの路地裏など、新旧の歴史が交錯する魅力的な路地裏をご紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
29
偶然、図書館で目にした写真集。NHK"世界ふれあい街歩き"ファンとしては、捲らずにはいられませんでした。フランス・スペイン・ギリシャを中心とした構成。テーマ曲と妄想ナレーションを流しながら、狭い路地を抜ける渇いた風を感じ、開け放たれた窓に人々の暮らしを想像した。願わくばバラエティーさが欲しかったかな。図書館の椅子に座り短時間で世界観が掴める内容でした。※世界ふれあい街歩きと本書の関連性はありません。2013/10/23
ブックマスター
20
図書館にて。かなり読まれているらしく、ページに痛みが目立ちました。こういう本は、気分転換にピッタリですもんね。特にヨーロッパの街角の日常風景を垣間見たい方にはオススメの1冊。やたらと島々の風景が多かったのもポイント。白黒とカラーの写真があって、「これはカラーで見たかったな」と思ったのもあったけど、まあそれは人それぞれですよね。私的には、ロンドンの街角もうちょっと見たかったかな。一番最後の一枚がとても素敵で印象に残った。機会があれば続巻も見たい。2015/11/01
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
13
旅好きな私にハートキャッチな一冊。未訪のアンダルシア地方の漆喰白壁、花の小道に胸がキュンと為る。3Dシミュレーションでどのアングルで写真を撮ろうかと焦点合わせを始めてしまうくらい!モンマルトル地区の早朝小道の散歩を思い出す。坂の多い街はそれだけで情緒的な風景となる。懐かしい。そしてメキシコの家のカラーと沖縄の鉄骨アパートのペンキカラーの相似は暑さ故か。ヴェネツィアは電池切れで写真を残せてない故に強烈な記憶が残っており、運河や水上路地、窓辺からの景色を想起し涙がポロリ。あの夕景を超える日は再訪する時だろう。2014/10/11
Koki Miyachi
9
100は写真の枚数。紹介されているのは、コルドバ、パリ、ニース、ロドス島、エーゲ海の島々、リスボン、グアナファト、ブラーノ島、ヴェネツィア、プラハ、ロンドン、イムンドン、ソウルの下町。綺麗な写真ばかりで行きたくなる路地裏ばかり。残念なのは、写真に力が感じられないことと。縦型の見開きで、写真が二つに分割されてしまうこと。写真をもっと大事にした改訂を望みたい。 2014/08/03
のり
5
白い壁のたくさんあるスペインに惹かれました。2018/02/22