内容説明
虐待の恐怖に怯え、安全な“タワーハウス”を想い描くことが心の支えだった少年・ジェイク。戦う力が芽生えた時に、心の時計が動き始めた。カーネギー賞ノミネート作品。母と子へ贈る、少年の心の成長を描いた感動の物語。
著者等紹介
レアード,エリザベス[レアード,エリザベス][Laird,Elizabeth]
ニュージーランド生まれ、3歳のときイギリスに渡る。エディンバラ大学を卒業後、マレーシア、エチオピア、インドにて英語の教鞭を取る。世界中を旅し、子供を描いた小説を多く手がけている。著書“Kiss The Dust”チルドレンブックアワード受賞ほか
中村久美[ナカムラクミ]
俳優。17歳でデビュー以来、映画、ドラマ、舞台に出演多数。変幻自在で繊細な演技には定評がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろ*魔女
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妹とジェイクの会話は無いけど関わり合いがすごく素敵な本。 ジェイクくん心の成長…変化がすごく好き2014/03/16
小春日和1625
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なんとなくタイトルに惹かれて借りたこの本。義理の父親から虐待されている男の子の話だったんて...虐待されていた男の子が、本当のお父さんやおばあさんに出会い、心開ける友達との出会いを経て、想像の世界から現実の世界へと徐々に自分の世界を広げていく。自分の中の怒りや恐怖心に気が付いて成長していく姿を本当に良かった!と思いながら読んだ。とてもあっさりした文章なのに心に沁みる一冊。2012/03/05
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- 和書
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