出版社内容情報
驚天動地の場面が連続!
史実講談の創始者、伊藤痴遊の手になる明治史談集。
●明治・大正・昭和の政治家で講談師の伊藤痴遊の著作をまとめた
『伊藤痴遊全集』(正・続30巻、昭和4-6年、平凡社)の中から、
明治期の歴史・政治・裏面史・秘話をセレクト復刻。
●伊藤痴遊(1867-1938)略歴
慶応3年、横浜生まれ。本名、仁太郎。政治家、講談師。明治14年、自由党に入党、
星亨に師事して壮士として活躍。この間、何度も投獄される。
東京市会議員を経験したあと、第1回普通選挙では衆議院議員に当選。
「政治講談」を得意とし、新聞・雑誌に人物伝や史談を数多く発表した。
昭和13年に没するまで、多くの著書があるが、昭和4-6年に
平凡社から正・続30巻の全集が刊行され、
一部からたいへんな人気で迎えられた。
各巻構成
第1巻 壮士物語・壮士物語続
第2巻 維新秘話
第3巻 (政界表裏)快談逸話
第4巻 富豪伝
第5巻 明治暗殺史
第6巻 自由党秘録
第7巻 国会開設政党秘話
第8巻 政界回顧録