出版社内容情報
崩壊寸前のアメリカを救った偉大で悲劇的な大統領の肖像を
就任から暗殺までの4年間にわたりリンカーンと彼をめぐる
人物たちの視点から浮き彫りにした長編歴史小説。
内容説明
崩壊寸前のアメリカを救った偉大で悲劇的な大統流の肖像を、就任から暗殺までの4年間にわたり、リンカーンと彼をめぐる人物たちの視点から浮き彫りにした長編歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
4
ついにサムター砦は陥ち戦争となった、南部同盟軍が先制攻撃すれば、ワシントンDCを占領できただろうが“平和に生きる権利”を主張にとどめた。とは言え防衛のために市民、招集されホワイトハウスでごろ寝まで。真意を明かさないリンカーンは、弁護士らしく閣僚には態度を明確にすることを求める。「首都と河ひとつ隔てたボルチモアのメリーランド州議会が連邦からの分離を議決すれば、議員を反逆者として逮捕せよ」との命令を下すまでして離脱を食い止めたが。リンカーン夫人は南部の名家出身だが親族随一の奴隷廃止論者で、持論は現在の一代限り2014/02/24
ルナティック
0
いや、読ませますね!グイグイ読ませる。訳もすごくイイ!リンカーンだけじゃなくて、側近や政治家の方々、そして家族・・・南北戦争突入・・・群像劇ですね。確かに面白い。断言(キッパリ)でも読書のお供に、アメリカの州地図が必要かも?2013/02/15