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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
21
副題は「教育はアート」です。それについて著者はあとがきの中で、「わが国の子育て・教育に詩をとりもどそうという提案」だと意図を述べています。アートという営みはとても難しい表現だと思います。教育は、生命と生命のひびき合いの中で、共育の中で織りなすからアートなのだと述べられています。僕は、大田先生が述べている視点に立てば、対人援助労働は、ある意味アートだと言えるのではないかと思います。しかし、アートとは何かと問われたとき、それは難解な問題だとも思います。大田先生の語りは、それを考えるヒントだと思いました。2015/04/17