地域からつくる―内発的発展論と東北学

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894348660
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

鶴見和子は赤坂憲雄に何を語り遺したのか――最晩年の対話
その生涯を賭けて「内発的発展論」を追究した社会学者・鶴見和子(1918-2006)が、鶴見に背中を押され「東北学」へ踏み出した赤坂憲雄との対話のなかで、死の3か月前に語り遺したこととは何か。東日本大震災を経て、地域社会の解体と、自然と人間との関係の苛烈な再編成に直面しているわれわれが、いま一度、地域に立脚した未来像を描く方途を探る。
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序論「3.11以後の鶴見和子論のために」赤坂憲雄(書下ろし)

〈幕間1〉「凜として群れぬ生き姿――鶴見和子さんを悼む」赤坂憲雄(『朝日聞』2006年8月8日)

第?T部 内発的発展論と東北学
「〈対談〉内発的発展論と東北学」鶴見和子+赤坂憲雄(最終対談、2006年4月29日)

〈幕間2〉「柳田民俗学のかくし味」鶴見和子(田中正明編『柳田國男の絵葉書』)
「東北芸術工科大学東北文化研究センター」赤坂憲雄(別冊『環』図書館・アーカイブズとは何か)

第?U部 柳田国男から東北学へ
「柳田国男・民族学・東北」鶴見和子+赤坂憲雄(山形アスペンセミナー)
「柳田国男から内発的発展論へ」赤坂憲雄(『鶴見和子曼荼羅 土の巻』解説)
「地球志向の比較学」鶴見和子+赤坂憲雄(『東北学』創刊号)

あとがき 赤坂憲雄

【著者紹介】
●赤坂憲雄(あかさか・のりお) 1953年生。学習院大学文学部教授。福島県立博物館館長。遠野文化研究センター所長。1999年、責任編集による『東北学』を創刊。著書『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)『震災考』『歴史と記憶』(共著)『鎮魂と再生』(編著、以上藤原書店)等。

内容説明

生涯をかけて「内発的発展論」を追究した社会学者・鶴見和子(1918‐2006)が、鶴見に背中を押され「東北学」へ踏み出した赤坂憲雄との対話のなかで、死の3か月前に語り遺したこととは何か。東日本大震災を経て、地域社会の解体と、自然と人間との関係の苛烈な再編成に直面しているわれわれが、いま一度、地域に立脚した未来像を描く方途を探る。

目次

序論 三・一一以後の鶴見和子論のために
第1部 対談 内発的発展論と東北学(なぜ、東北へ赴いたのか;「漂泊と定住」の枠組の解体;「東北」はひとつではない;地域から国境を越える)
第2部 柳田国男から東北学へ(柳田・民俗学・東北;柳田国男から内発的発展論へ―『鶴見和子曼荼羅4 土の巻』解説)

著者等紹介

赤坂憲雄[アカサカノリオ]
1953年生。学習院大学文学部教授。福島県立博物館館長。遠野文化研究センター所長。1999年、責任編集による『東北学』を創刊

鶴見和子[ツルミカズコ]
1918年東京に生まれる。39年津田英学塾卒業、41年ヴァッサー大学哲学修士号取得。65年ブリティッシュ・コロンビア大学助教授、66年プリンストン大学社会学博士号(Ph.D.)取得、69年上智大学外国語学部教授、同大学国際関係研究所所員(~89年。82~84年同所長)を経て、上智大学名誉教授。専攻、比較社会学。95年南方熊楠賞受賞。99年度朝日賞受賞。幼少より佐佐木信綱門下で短歌を学び、花柳徳太郎のもとで踊りを習う(20歳で花柳徳和子を名取り)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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AR読書記録

5
3.11後に書かれた序章から始まるけれど、それよりずっと前に行われたシンポジウム及び対談から成る。という構成から、読み終わった後、3.11により「内発的発展」或いは外部からの(ボランティアでも公的なものでも)働きにより、共同体を、社会を組み直し、目指す方向を決め、動いていかねばならなくなった東北に対して、著者はどう考えているんだろうか、と、もう一度序章を読むことになった。そしてそこはまた別な本(『震災考』)を読まねばならないようだ。しかし、鶴見さんかっこいー。「なのよ」「だわね」の口調もかっこいー。2015/09/01

AnoA

0
★★★★★2016/09/14

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