感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
7
「物理的暴力行使」を要求する共同体を国家に見たM・ヴェーバーに対し、著者は象徴権力による支配の正当化つまり象徴的暴力行使の独占を見る。著者は、資本の集中化(税、軍事力、法と法服貴族)を界における権力分析(官僚制、民間会社、運動体)とそのエリート階層の再生産過程としての国家と学校制度の関係分析によって、この象徴暴力独占体の形成過程を捉える。支配階級の再生産過程を担う教育に焦点を当てた本書は、中立を謳う成績評価によって社会的出自の差異を隠蔽し階級を再生産する学校教育を、著者のいう民主主義闘争の場として示す。2024/06/01
noko
3
正直難しい。この世界は階級制になっていて、特権階級やエリートは階級を世襲させようとする。日本でも年々この傾向は増している。昔日本は中流ばかりだったか、格差が出てきて、幼児教育や受験を見ると課金システムになっている。教育機関はテストで中立だと思わせてるが、エリートを再生産する構造。エリートの子供は幼児の頃から文化資本(言葉遣い、芸術センスetc)を身につける。学校は文化資本を持ってるいる人に有利。入った学校でも教育によって、考え方や価値観を共有することになるので、学校ごとの派閥ができる。ブルデューらしい本。2026/06/23
ishimps
0
長い、重い、高い2012/07/18




