商人道ノスヽメ

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商人道ノスヽメ

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894346932
  • NDC分類 670.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

“「武士道」から「商人道」へ”を声高に訴える問題作。新渡戸稲造の「武士道」は、世界にあまねく知られている。しかし、渋沢栄一の「論語と算盤」は、それ程知られていない。本書、「商人道」は、明治以前の日本に伝統的に存在した“開かれた個人主義原理”=「商人道」について、気鋭の学者が初めて切り込んだ野心作だ。グローバリズム崩壊の今こそ、「商人道」に立つ精神を訴える。

内容説明

グローバル化、市場主義の渦中で、“道徳”を見失った現代日本人に贈る、開かれた個人主義=「商人道」のすすめ。

目次

第1部 社会関係の二大原理とそれぞれの倫理(身内集団原理と開放個人主義原理―その合理性;裏目に出る身内集団の道徳)
第2部 江戸時代の商人道(石田梅岩の商人道;近江商人の商人道;明治維新以前の開放個人主義倫理の伝統)
第3部 「大義名分―逸脱手段」のシステムの落とし穴(「大義名分‐逸脱手段」図式―身内集団倫理と市場取引の一両立方法;「大義名分‐逸脱手段」図式の破綻―手段の暴走と中心目的による引っ張り返し)
第4部 生きている商人道の精神(維新後と戦後の商人道の精神;反撃せよ商人道)

著者等紹介

松尾匡[マツオタダス]
1964年石川県生まれ。1987年金沢大学経済学部卒業。1992年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。1992~2008年久留米大学教員。2008年より立命館大学経済学部教授。専攻・理論経済学。論文「商人道!」で第3回河上肇賞奨励賞受賞(2007年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きいち

25
まさにそう!と何度も膝を打った。商売人の家に育って、今もあまり上下関係がない組織で仕事してることもあって、日本は武士道の国と言われるたびに違和感を感じてきたから、こうやって論理的に説明してもらえたのはとてもありがたい。◇「仲間を守る忠実」か「正義を守る誠実」か。何を偽善と感じるかの違いはかなり行動を規定する。先に読んだ『テトリスエフェクト』でのソ連との交渉で任天堂アメリカの3人は誠実を優先し交渉相手に西側のルールを教えたが、仲間派のアメリカ人から見れば裏切りに見えただろう。日本人論にしてしまう必要はない。2018/04/22

活火山

2
経済書や日本文化論というよりは、思想的なエッセイ。身内に閉じた集団原理(武士道)ならぬ、開放的な個人主義としての商人道が、日本の歴史に伏流している。これからの世界を生き抜くにはその側面を活用しようという主張である。主張自体は、それなりに説得的であるが、データの押さえ方にしろ、議論の展開にせよ、同じ作者の経済書ほどの切れはない。人文系の思想書では、いまだに市場経済=新自由主義と一息に結論づける傾向が強いが、それに対する解毒剤にはなる。作者による、近江商人についてグライフのような分析を読んでみたい。2014/10/21

りっちー

0
ネトウヨ、荒らしは、明治政府が国策として社会に武士の規律を導入し、商人の規律を導入しなかったから。2013/08/04

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