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出版社内容情報
一貫して現場に生きた著者が卒寿を過ぎて振り返る草創期NHKの日々。公共放送の現状を憂い、NHK改革の行く末を問う。
内容説明
戦前の騒乱のさなかに入局して以来、一貫して現場に生きた著者が振り返る草創期NHKの日々。ざっくばらんな語り口で公共放送の現状を憂い、NHK改革の行く末を問う。
目次
第1章 歴代NHK会長を思う
第2章 NHK入局
第3章 実況課長になる
第4章 思い出多き社会部長時代
第5章 局長職を歴任そして役員に
第6章 関連事業に全力投球して
終章 NHKに期待するもの
附 NHKを離れて
著者等紹介
長澤泰治[ナガサワタイジ]
1915(大正4)年、東京生まれ。早稲田大学専門部を卒業。1936(昭和11)年NHKに入社。千葉の連隊に入隊、北満に派遣されノモンハン戦線に参加。除隊後、陸軍宣伝班員としてシンガポール攻略戦に従軍する。戦後は実況課長として、「街頭録音」「尋ね人」など視聴者参加番組の先駆けを作る。また社会部長として、「時の動き」「国会中継」「放送討論会」を手がける。その後、札幌中央放送局長を経て、芸能局長に就任。「紅白歌合戦」を育て、大河ドラマを創設、「花の生涯」等を制作。さらに営業局長として受信料収納の責任者となる。理事、専務理事就任後は労務担当として、また経営全般にわたって力を尽くした。役員退任後は、NHK交響楽団、NHKサービスセンター各理事長を歴任、また恩賜財団済生会理事長として社会福祉に貢献した。勲三等旭日中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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