出版社内容情報
ローランドレの前庭と呼ばれる領域に到達した、ローダン率いる銀河系船団。だが、船の速度が突然に落ちて進めなくなってしまう!
内容説明
少年時代の夢をみてヒントを得たペリー・ローダンが第三と第四の合言葉を告げたことで、ローランドレの関門は四つすべて開いた。銀河系船団とクラン艦隊は、いまや盟友となった門番クメキルとともに、ローランドレの前庭に向けてさらに進んでいく。ところが、船団の先頭にいた“バジス”に異変が起こった。すべてのシステムが正常にもかかわらず、船の速度が突然に落ちて進めなくなったのだ。いったいなにがあったのか?
著者等紹介
増田久美子[マスダクミコ]
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
「ローランドレの前庭」と標題作の二篇収録。四つの関門を通過し、ローランドレの前庭にやってきたローダン一行だったが、そこでまたもや問題が。出力を全開にしても船団のスピードは落ちていき、まるで粘着質の物体の中を進むような形に。その原因は「門閥」と呼ばれる勢力による妨害工作だった。それを除去すべく、ローダンらは試みるが…。権力欲にくらむ門閥各種族同士の対立に結婚騒ぎまでからみ、そこへグッキーとキャラモンがまきこまれるさまがおかしい。最後はどうなることかと思ったが、なんとかうまく収まりましたとさ。2019/04/10
mabo510
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久しぶり、本当に久しぶりにグッキーが大活躍!!2019/04/18