出版社内容情報
国連の役割、そして日本の役割を徹底的に議論した、初の国連論。気鋭の政治学者が、国連の歴史と現在を分析し、未来を展望!
内容説明
「日本は、安全かつ公正な世界の実現に貢献できる、またとない位置にある。」元国連事務総長・ブトロスガリのスピーチライターを務めた著者が呈示する“国連”の未来像、そして日本が呈示しうる国連像とは?新しい「国連」をめざして。
目次
第1章 九〇年代の平和活動の広がりと限界
第2章 国際官僚機構としての国連の欠陥
第3章 国際政治と連帯のジレンマ
第4章 クリントン外交―国益と国際的利益の相克
第5章 ブッシュ外交―国際的連帯の傍流化
第6章 国際的な法の統治へ向けて
第7章 日本外交と国連
著者等紹介
クワコウ,ジャン=マルク[クワコウ,ジャンマルク][Coicaud,Jean‐Marc]
1957年フランス生。現在、ニューヨーク国連本部の国連大学事務所長。国連システム学術評議会(ACUNS)理事、グローバル政策刷新諮問会議員(ニューヨーク)、仏政治刷新財団顧問も務める。1996‐2003年、東京の国連大学で「平和とガバナンス研究プログラム」上級研究員。ブトロスガリ国連事務総長(任期92‐96年)スピーチライターとして活躍。パリ大学文理学部ソルボンヌで政治法学博士号、パリ政治学院より国家博士号を取得。文学・言語学の修士、学士
池村俊郎[イケムラトシロウ]
1951年生。読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員。東京大学仏文学科卒。読売新聞入社後、ベイルート、パリ各特派員。95‐98年ワシントン支局次席、99‐2004年パリ支局長
駒木克彦[コマキカツヒコ]
1958年生。時事通信社外信部次長。早稲田大学法学部卒後、時事通信入社。静岡支局、外信部を経て91‐94年ニューデリー、99‐2004年パリ各特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
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