目次
主要人物辞典
「人間喜劇」家系図
「人間喜劇」年表
「人間喜劇」と服飾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まふ
99
バルザックの人間喜劇は89篇あるという。「人物再登場」方式によりいろいろな人物が脇役になったり主役になったりしてにぎやかに登場する(例:銀行家のニュシンゲン男爵は合計31篇に出ている)。このようなごちゃごちゃした状況を整理したのがこのハンドブック。①人物事典②家系図③作品(物語の起った)の年表④当時の服飾図鑑からなっており、まさに片手にレファレンスしつつ作品を読むことができて便利だ。かかる入り組んだ世界を何食わぬ顔でほぼ矛盾なく芳醇に書き連ねたバルザックという怪物はまさに「奇跡のひと」というしかない!!2023/05/31
noémi
5
ダンディズムをもっと知りたくて読んでみたが・・・・。しかし、説明の文と載っている図が別々のページにあるので、よみにくいったらありゃしないのである。・・・・男はキュロット(半ズボン)から長ズボンに変わったのはわかるのだけれど、絵を見る限り、腹部から股のあたりにヘンなギャザーがあって決して今の目ではかっこよくないような気が・・・。男も女のように絶対にコルセットをつけていたに違いなく、この時代は意外と「マッチョ」であるのはダッサイことだったのか・・・?わからないことだらけである。 2011/06/12
H2A
3
バルザックを愛好する者なら持っていて損はないが、使い勝手はよくないところもある(アルファベで姓名から引くようになっているのでスペルによって引きづらい、それにダルテスD'ArthezはDでなくAから引くなど)。自分はかなり世話になっている。あまり読みすぎると先が見えすぎるので注意。
訪問者
2
このセレクションで主要な長編を読んできたが、バルザックもいつか全作品を読んでみたい作家である。いつの日か。2018/10/26
devour
0
こういう本は本当に大事。2009/12/04
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