内容説明
古代から中世前期といわれる時代―平安・鎌倉期。時代は「おんなとおとこの誕生」へと動いていく。それはたとえば、性愛の変容のなかに、鎌倉武士の「家」に、仏教文化の導入のなかに、絵画のなかの女性像に、それぞれの旋律をともなって発見されるだろう。とはいえ、その関係は必ずしも一方的なものではない。王朝文学に見られる男女関係や、庶民の女たちの姿は、そのことをよくあらわしている。両義性のなかで読み直す関係史。
目次
1 表象への視線
2 関係存在の変容の過程
3 宗教のいとなみから
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社会運動と世界システムの変容
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