女と男の時空「日本女性史再考」〈4〉爛熟する女と男―近世

女と男の時空「日本女性史再考」〈4〉爛熟する女と男―近世

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  • サイズ A5判/ページ数 574p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894340268
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0321

内容説明

徳川幕府のもと、泰平の世が続いたいわゆる江戸時代。身分制度秩序のなかで、女性の顔が見えにくい時代ともいわれる。自然の理として男女の役割が引き受けられて「家」意識は一般化、女訓書による女性教化が進む。しかし一方、これまでの歴史から抜け落ちてきた関係存在としての女と男を、民衆宗教や芸能に、江戸女流文学に、アイヌの口承伝承に、生活空間や食文化と社会関係に、情報としての浮世絵に、子をめぐる生と死のありように見ることで「爛熟する女と男」の近世を描き出す。

目次

1 心性の諸相―宗教・文芸・教化
2 家・婚姻の基層
3 庶民生活に交錯する陰影と自在

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