• ポイントキャンペーン

おはなしのたからばこ
3びきのくま―ロシア民話より

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784894324916
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

満月の夜のおはなしです。くまたちは森へさんぽにでかけました。それを見ていた月の精。そして―。工藤有為子のやわらかな感性が豊かに響く言葉の調べと、あべ弘士の、野性の息づかいあふれる絵。北天の地の壮大な舞台から生まれた『3びきのくま』。

著者等紹介

工藤有為子[クドウウイコ]
1977年東京生まれ。北海道で育つ。独学で童話の創作を続け、後にメリーゴーランド「童話塾」で学ぶ。『3びきのくま』が初めての絵本

あべ弘士[アベヒロシ]
1948年北海道生まれ。元旭川市旭山動物園飼育係。『あらしのよるに』(きむらゆういち・文)で講談社出版文化賞絵本賞受賞、ほか受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちはや@灯れ松明の火

16
それは森の共通語、人と獣と、神や精霊を結ぶ糸。文字という目に見える形を持たず、歌うように奏でるように受け継がれてきたアイヌのことば。月夜の森に響く獣の声も鳥のさえずりも木々渡る風の音もすべて魂を持った声となる。招かれざる訪問者である月の少女と、必要以上の擬人化を施されていない3匹のくま、天に住み照らす者と地に住み照らされる者、暮らす世界の違う彼等をほんの一時繋ぐ歌うようなことばの数々。次に森へ遊びに来る時は、月の子、ちゃんとくまたちに謝りましょう。互いの共通語で。たぶん仲直りできるはず。2010/02/09

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

13
3年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】おはなしのたからばこシリーズから選書。グリムやアンデルセン、昔話、落語など。こちらはロシア民話。おはなしはみんな知っていましたが、アイヌ語が出てくること、原作は女の子ではなくおばあさん、という話をしました。2021/12/17

mntmt

12
熊や月の精がアイヌ語を話す、「3びきのくま」。あべ弘士さんの青も好きだな。2015/08/11

こまち

3
表情豊かなくまたちが可愛らしい。2019/08/31

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

3
アイヌの人たちは、詩のような言葉を話す。月の子と神の使い。蒼い蒼い森の中。2018/04/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/281185
  • ご注意事項

最近チェックした商品