目次
序文にかえて―豊かさと貧しさの関係を考える
第1章 人は助けあって生きてきた(サンタクロースはなぜ?;助けあいの歴史)
第2章 格差社会という「分裂」社会(現代の貧困の特徴;おカネ社会の貧しさ;つながりを破壊してきた社会)
第3章 助けあう豊かさ(個人、社会人、自然人として生きる;助けあう豊かさ)
私でもできるNPO(『豊かさの条件』を読んで;嵐のなか、ストラディバリウスが響く;ほんものの芸術をみなさんとともに;地産地笑の落語会;一人芝居と一人語り;大阪商人に学んで)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anxiety
9
「関係」という言葉をキーワードに、個人間の助け合い・思いやりこそが社会の基本であるとし、返す刀で小泉・竹中による新自由主義とその行き過ぎによる格差社会と人心の荒廃を突く。これを理想主義と嗤う人は絶対いるのだろうけれど、個人的には大人が理想を語ることなく「いや実際の社会はこうだから」とかなぁなぁで進めたら世の中どうなっちゃうのよ、と思う。企業の経営理念の確立にも通ずる話、迂遠かもしれないが決して浮世離れした話ではない。2025/06/14
いぬ
2
サンタクロースの話は素晴らしい。 私の心は温かくなりました。2022/02/21
しゅんぺい(笑)
1
いいことしか書いてない。 めちゃくちゃアツい、めちゃくちゃ耳が痛い話。 人間とあらゆるものとの「関係」というキーワードをもとに話を進められていて、おもしろい。著者自身が、普段の生活から助け合うように行動しているので、説得力はある。 いい意味で、すごく偏った人間観。甘いよって言われたらそれまでやとも思うけど、自分は、こういう人を信じたいと思う。 読んでよかったと思う。2012/08/20
hisakodosu
0
サルが人間に進化していったのは助け合ったものだけで闘いは生み出すどころか滅亡しかないとTVの特集で見たのを思い出しました。2012/02/25
yoh
0
暉峻淑子・・・てるおかとしこと読める人はいない? 経済学者の本だが、講演会のテープをベースにしているのでとても読みやすい。ぐちっているだけでなく、自ら行動することで暮らしの中から変えてきた筆者の生き方もすごい。眩しさを感じるが、ぜひ若い人に読んで欲しい。 高校生の友人の娘さんにプレゼントしようと思う。2011/11/22