目次
第1講 生命ある物、すべて陽性
第2講 科学は、心の扉を開くのに成功したのか
第3講 文化を食べて生きる
第4講 “人生”の重みを読む
第5講 わが人生の時代を生きる
第6講 悪はなぜ宿るのか
著者等紹介
秋葉英則[アキバヒデノリ]
1941年生まれ。教育学博士(東北大学)。大阪教育大学教授。同大学副学長歴任、現在、同大学附属図書館長。授業研究所所長
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感想・レビュー
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Takao
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2001年6月8日、大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件が起きた時、秋葉先生は大学の副学長職にあった。先生はその年の10月から始まる後期の授業で初めて1年生の講座「基礎心理学」を講義した。その時の講義ノートをまとめたのが本書。この本が出た数年後だと思うが、横浜の保育運動にかかわっていた時期に、秋葉先生の講演を聴く機会が2回あった。その講演では、本書に何度も出てくる「依存しつつ自立する」という言葉に接して、自分自身の子育てを反省させられた。本棚にしまわれたままのルソー『エミール』を読んでみようかな。2014/02/24
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