青木雄二のヴェニスの商人―裏か表か、嘘か真か見抜いたる！

青木 雄二【著】

フォーラム・Ａ（2002/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 205p／高さ 21cm
• 商品コード 9784894282612
• NDC分類 330.4
• Cコード C0033

目次

プロローグ　世の中の逆さまをほっておいていいのか！
第１章　金貸しとの正しいつきあい方―銀行の断末魔（ヴェニスの商人の落日；引っかかったヤツが悪いのか？引っかけたヤツが悪いのか？；聞こえてくるのは銀行の断末魔？それとも労働者の断末魔？）
第２章　大競争・大失業時代、賃金奴隷のあんたはどうする？（大失業時代、労働者は賃金奴隷と自覚すべし；大競争時代、普通のヤツらに耐えられるか！？；ボッタクリ国家に好きにさせたままでいいのか！？）
第３章　熔解するニッポンの本質を見抜け！（すべての始まりはゼニである；熔解するニッポン、あるのは幻想だけだ！；労働者諸君よ、本質を見抜け！）
エピローグ　生き抜くためにすべてを疑え！

著者等紹介

青木雄二［アオキユウジ］
１９４５年京都府生まれ。岡山県立津山工業高校卒業。鉄道会社を皮切りに、公務員、キャバレー、寿司屋など約３０種類の職業を経験。デザイン会社経営の後、１９８９年マンガ家デビュー。翌年から漫画雑誌「モーニング」に連載を始めた『ナニワ金融道』全１９巻（講談社）が１千万部を超える大ベストセラーになる。１９９７年突然漫画家卒業を宣言し、現在は執筆・講演活動を精力的に続けている。『ボクの人生道』（１９７１年第７回ビックコミック賞佳作入選作品「屋台」収録、フォーラム・Ａ）をはじめ、著作多数。１９９８年、第２回手塚治虫文化賞を受賞
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感想・レビュー

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[Humbaba]

日常生活において，人は無意識に様々な物を信用して生きている．無論，そうすることによって計算量を減らすなどの利点があるからこそ奏しているのである．ただし，常に周囲を信用し続けていれば，かならず足元をすくわれることになるだろう．物事の本質を見極める能力が求められている．

2011/09/15