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内容説明
氷見透の家に来た鉱物生命体の少女・由宇。目的は人間社会の支配だ。由宇は透を改造し、次世代作成の協力(!)を強要する。無体な要求に振り回されつつも、改造により逆らえない透は、由宇とのちぐはぐな同居生活を送る。そんな中現れる、由宇の宿敵。そこには、透の家族を死に追いやった男の姿があった。ご町内を舞台に、人類の命運をかけたバトルが、今、幕を開ける。
著者等紹介
冬樹忍[フユキシノブ]
『たま◇なま―生物は、何故死なない?』で「第一回ノベルジャパン大賞」大賞を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
2
不思議な物語。古い作品だけど、古さを感じません。ラノベにしてはクラシカルな文章だからかな。生命が生きる意味を、死を知らぬ立場から問いかけてみたらこうなった、というのが根底のテーマでしょうか。全体的に、少し練りきれていない感じがあったけれど、楽しく読めた。古い作品にも、まだまだ読み応えがあるものが隠れているんだなあと変な感心をしてしまった。ただ、セリフの途中の改行はいただけない。日本語のルールの詳細は知らないけれど、時々セリフと地の文が混乱してしまった。ちなみにこのタイトルにはどういう意味が?2014/07/03
ねんこさん
1
キャラクターに関しては『ヒロインは釘宮声しかありえない』の一言。これで判る人には判る。主人公の心情の描き方が煽りすぎでくどい事や、全体的にかなり強烈な中二病臭が漂っている事などは評価が分かれそうな部分。2010/03/09
p17n
1
群体型異星生命体による寄生侵略SF……じゃなかった!2009/02/18
このライトノベルがひどい!
0
ストーリー重っ・・・ちょうどこれが出た辺りって、西尾維新の戯言シリーズがフィーバーしてた頃だっけ。序盤と氷見くんの設定の暗さのせいでギャグパートがあまり楽しめなかった。でも読ませていく魅力は十分にある。後半は誤字が多く、ちょっと気になった。イラスト・・・2007年にしてもちょっと古すぎないですかい(´・ω・`) 表紙の由宇が草刈のおばちゃんに見える。2014/07/23
Makos
0
厨二をこじらせたけど可愛いお話、たぶん。2014/06/28